久しぶりの更新です。
いま、中国に来ています。
更新をサボってた間、中国に2回、台湾に2回、それぞれ3週間近く行ってました。やりかけの、STM32も途中になってしまってます。この忙しさでは、来年まで再開は無理かなという感じですね。
今回の滞在も二週間を過ぎて、食事にも飽きてきました。
今回は、反日デモの余波も心配されるため、あまり出歩かないようにと指示も出てますので尚更です。
まあ、実際に現地に来てみれば普通に過ごしている分には特に問題ないようです。
中国人の友人からも、「私達は友達だから、もし何かあったら連絡して」と温かいメールをもらったりと、一般人としては早く日中関係が良くなる事を望むばかりです。
とは言っても、まだ、ニュースでやってたりしますからね。暫くは酒が入るところにはあまり行かない方が良いと思いますね。
さて、そんな中、上海蟹の有名な産地でもある阳澄湖(陽澄湖)で上海蟹を御馳走になって来ました。この時期が、オスも、メスも一番美味しい時期らしいです。。
私が滞在しているのは江苏省の昆山という街です。ここから、約20km、車で30分ちょっとのところに阳澄湖はあります。湖の周りには上海蟹を食べさせるレストランがたくさんです。
その中でも綺麗で、美味しそうなお店に連れて行ってもらいました。
先ずは、自分が食べたい蟹を選ぶ事からスタートです。サイズが大、中、小とあって、それぞれ160元、140元、120元。
味はどうなの?と聞いてみると、どれでも一緒で、大きさだけの違いだとか… 他の料理もあるので、みんなで「中」を選択。
おじさんが、蟹が大量に入ったカゴの中に入ってとってくれました。
暗いですが、おじさんがみえますか(^ ^)
通常は、このカゴは湖の中に浸かっていて、蟹をとるときにロープを巻き上げて引き上げるようになっています。
選ばれた蟹達は、おじさんの手練れの技で暴れないようにタコ紐のようなもので縛られます。
縛られる前の蟹は、凄く元気です。「挟まれるとメチャ痛い。」と挟まれた事があるお姉さん談。そりゃそうだ。街でみる上海蟹は既に縛られているのかほとんどですからね。元気で、新鮮な蟹を選ぶのも大切ですね。
縛られた蟹達…
蟹が茹で上がるまでは、普通の食事です。その一部を…
どれも、そんなに油っこくなく、また味も濃くなくとても美味しかったです。蟹の味を楽しめように少しあっさり目なのだとか、日本人には丁度良い味つけです。
いよいよ、蟹こ登場です。
まずは、全員の分
そして、私のお皿に
食べ方は、足をとって、関節の端を外します。それから、歯で殻を割って身を啜るようにして食べます。爪は硬いですから、から割を使った方が良いと思います。
足を食べてしまったら、甲羅を掴んで貝を開けるように甲羅を開けます。
エラと胃は食べられませんので、取り除きます。あとは、甲羅を縦に二分して、好きなように食べます。
上海蟹は、渡り蟹ぐらいの大きさですので、身はあまり食べるところがありません。美味しいのはミソです。
実は、私あまり蟹ミソが好きではありません…しかし、この上海蟹のミソとても美味しかったです。
私は数年前にも同じレストランでは有りませんでしたが、阳澄湖に上海蟹を食べに来た事があります。その時は、正直「そんなにいうほど」という印象でした。上海蟹が解禁になったばかりの時期でしたので、蟹の育ちもまだまだだったのでしょうね。
今の時期、10月末から11月始めが一番美味しい時期だそうです。
久しぶりに美味しいものを食べさせていただきました。ご馳走様でした。