無精と仕事の忙しさからずっと更新していませんでしたが、最近208GTiをキーワードで検索して訪問していただいている方が増えているようですので、久しぶりに208GTiについて書いてみます。
208GTiの納車からほぼ半年が過ぎましたが、まだ4000km弱しか走っていません^^;
車に乗れるのは週末だけで、しかも最近は仕事も忙しくなかなか208GTiを走らせることができません。そんななか、MT初心者だった家内は思ったより上達してMTを運転できるようになりました。その理由の一つとして、208GTiが運転しやすいことをあげることができるでしょう。アイドリングからアクセルを踏まずにクラッチをつないでも自動的に回転数を調整するのかエンストせずに発進することができます。もちろん、半クラッチは必要ですけど。
そのかわり、アイドリングのままでもセカンドに入れると18km/hぐらいまでスピードがでて、少し「おおっ」となってしまいます。でも、このアイドリング調整(?)機能のおかげでバックも楽チンですし、渋滞もクラッチ操作だけで進めるのでかなり楽です。
新車時は少し渋かったギヤも気持ちよく入るようになりました。ちょっと長めのストロークですが、ギヤを操作している感じがして個人的には好きです。
コーナーリングもプジョーらしく、自分を中心としてクーっと曲がって行きます。307と比べクイックにカーブをトレースして行く感じです。
そして、エンジンはトルクがあるのでカーブの立ち上がりが気持ちいいです。2000rpmを過ぎたあたりからモリモリとトルクが出てくる感じですが、低回転でスカスカと云う訳でもなくとても使いやすいエンジンです。
エンジンは、ラテン車の回して運転するタイプとは違いますけど、これも有りですね。車の動きが軽く、まさしく、現代のホットハッチです。そして、エキゾーストノートもいい音しています。ついついウィンドウ全開で走りたくなります。この辺り巧いですよね。もちろん高速の安定性もバッチリです。日本車で同じクラスの車とは比べものになりません。これだけでも、欧州車を選ぶ価値があります。
燃費は、渋滞気味の街乗りで短距離が多いのであまり伸びません、だいたい10.8km/l程度でしょうかね。渋滞が少ない道を長距離走ったときは17km/lぐらいありましたので、車の性格を考えると十分低燃費です。(あまり、燃費を気にする車ではありませんからね。)
「今のところ故障も無いです。」と言いたいところですが、水温異常で水温計ASSYを交換しました。水温計不良は多くの車で発生しているようですので、1.6lエンジン(TURBOだけ?)の持病のようです。部品交換すれば治るので保証期間であれば気にするほどでもありませんが、クレーム処理するためにはコンピューター診断をしないといけないようで、それからの部品手配となり一週間ほど入院が必要です。
まあ、これを差し引いても十分に楽しい車です。
地味なポイントですが、ハンズフリーホンも便利ですね。BTで携帯を接続しておけば、着信時に簡単に通話できます。発信は電話帳が欧米方式で姓名逆で使いにくいです。私は専ら履歴から選んで発信しています。
私が所有した306,307,208どれもいい車でした。その中で、デザインは文句なしで306が一番ですが、運転して一番楽しいのは208GTiです。目的なくても運転したくなる車です。
是非、一度試乗してみてください。試乗車は新車より5000kmぐらい走った車があれば良いんでしょうけどね。