ようやく新型コロナも落ち着いてきたというか、慣れてきたというか、生活の一部となってきたような感じですね。京都でも規制や自粛で大幅に減少していた海外からの旅行者もかなり増えてきて京都駅周辺は外国人でいっぱいです。そんな中、私も4月上旬に海外旅行に行ってきました。ニュージーランド(New Zealand / NZ)です。数年いや10年ぐらい前までは仕事で海外出張することも良くありましたが、最近は全く海外には行ってなかったので、久しぶりです。しかも、台湾、中国といったアジア圏ではなく南半球のオセアニアです。
今回は、ニュージーランドの旅行情報を紹介したいと思います。でも、観光地などの情報はガイドブックやブログ、Webでも入手可能ですので、ちょっと役立つかもしれない小ネタを中心に紹介できればなぁと思ってます。
なお、今回の旅行で滞在したのは、クイーンズタウン(Queenstown)とオークランド(Auckland)です。クイーンズタウンには3泊、オークランドには1泊しました。
携帯電話、インターネットの状況
海外行くときは、現地での通信手段として、現地でSIMカードを購入したり、短期の場合は、ポケットWiFiをレンタルしたりしていました。でも、SIMカードの切り替えや、ポケットWiFiを別に持つのは面倒なので、なんとかしたいなと思っていました。私が使っている携帯電話のキャリアはSoftbankなので、海外ローミングサービスがあります。以前は「海外パケットし放題」だけだったと思います。これは、2980円/日でパケット通信使い放題というものです。これを使って約1週間旅行するのであれば、ポケットWiFiをレンタルしたり、現地でSIMカードを購入する方が安く上がることが多いと思います。
最近(?)、「海外パケットし放題」に加えて、「海外あんしん定額」というサービスが出てきました。これなら、パケット通信の容量制限があるものの 24時間 980円、72時間 2980円と「海外パケットし放題」の約1/3の費用です。これなら「海外あんしん定額」の方が良いですよね。パケット通信量以外の違いは何か? と、Softbankに聞いたところ、「海外あんしん定額」は対象国が限られていることだそうです。なので、「海外あんしん定額」の対象国で、スマホで動画を観たり、大容量の通信をするというのでなければ、わざわざ「海外パケットし放題」を選ぶ必要もなさそうに思います。スマホでWebの情報を検索する程度でしたら十分でしょう。私は、クイーンズタウンに滞在した3泊でも1 GB程度しか使いませんでした。
しかし、問題が無かったわけではありません。今回の旅行は2人で行ったのですが、私だけ「海外あんしん定額」を使って、同行人とはテザリングでパケット通信を共用しようと考えていたのです。これなら2人で72時間 2980円です。しかし、iPhoneでテザリングする場合は、スリープになった場合など頻繁にテザリングが切れてしまいます。そのたびに接続しなおしする必要があり、フラストレーションが溜まります。結局、二人とも別々に「海外あんしん定額」を使うことにしました。ポケットWiFiであればつなぎっぱなしで使えたのかなとは思いますが。
旅行ガイドでは、街中に無料WiFiがあって、不自由しないと紹介されていましたが、クイーンズタウンの旅行者用街中WiFiは調子が悪く、接続できませんでした。たまたま故障していたのかもしれませんが…
もちろん、空港やホテル、店舗のWiFiは問題なく使えました。
Softbankがニュージーランドで提携しているキャリアはOneNZ(元Vodafone)が主なようです。場所によってはSparksに切り替わることもあったと思います。また、街から離れると圏外になります。クイーンズタウンからミルフォードサウンドへバスで移動したのですが、移動中は街を除いてほとんど圏外だったと思います。多分、ポケットWiFiでも同じじゃないでしょうかね。
今回は購入しませんでしたが、現地で電話をかける予定がある場合は、現地のプリペイドSIMを購入しても良いと思います。
アクティビティやレストランなどの予約も日本からWebで簡単に予約できます。予約しておけばお店との連絡はメールでできますので、実際に電話が必要になる事はありませんでした。特に、クイーンズタウンの街はこじんまりとしているので、慣れない英語で電話するよりお店に直接行った方が早く解決するかもしれませんね(笑)
現地通貨への両替は必要?
キャッシュレスでの支払いが普及した今、現地通貨(ニュージーランドはNZ$)への両替は必要ないかなとは思ったものの、とりあえず、二人で1万円両替しましたが、本当に現金でないとダメだったケースはありませんでした。日本と同じで、ミネラルウォーターのような少額でもクレジットカードでOKでした。ただし、バスなどの交通機関はスイカのようなICカードが必要だそうです。結局、両替した現金は、お土産や空港のカフェで使い切りました。ただし、でも、もしもの場合に備えて5000円ぐらい両替していれば安心と思います。
また、どこでもタッチ決済できるので、iPhoneの ApplePayなどのタッチ決済ができるようにしておくと、わざわざ財布からクレジットカードを取り出す必要もなく便利です。Visa NLでVpassを使うと、直ぐに利用金額の通知が来て安心です。でも、その時に通知される日本円/レートと実際に請求されたレートは若干異なっていました。Visaに売り上げデータ到着した時のレートと手数料が適用されるからです。
なお、PayPayなどは使えません。クレジットカード必須です。
物価はどうなの?
最近は円安の影響もあり、海外旅行も費用的に厳しい状況です。私が旅行した2023年4月時点のニュージーランドの通貨であるNZDとの為替レートは、81~85円/NZDでした。食料品の物価は日本の約2.5倍~3倍といった感じだったでしょうか。日本でペットボトルの水を自動販売機で買うと大体110円程度ですが、ニュージーランドでは、3 NZD~4 NZDでした。コーラなどは4.5 NZDぐらいだったかな。
クイーンズタウンで有名なハンバーガーショップで食事して二人で 69 NZD(5900円)でした。
まぁ、ビールや大きなオニオンリング 9 NZDを2箱も頼んだせいもありますが(笑)
現地で日本語は通じるの?
ニュージーランドに行く前に、現地に長期滞在してインストラクタをしていた人から、「結構日本語通じますよ。ワーキングホリデーなんかで日本人が結構いますから。」と、話を聞いていていましたが、実際には、OK Gift Shopという土産物店以外では、日本語は全く通じませんでした。新型コロナ渦でワーキングホリデー等で来ていた日本人が減ったからだろうと思います。容赦ない英語攻撃でした(笑)
これから、少しづつ滞在する日本人が増えてくれば、再び日本語が通じる環境になってくるのかなと思います。